あきののげし (秋野芥子)
学名 |
Lactuca indica (L.indica var.laciniata, L. breverostris) |
日本名 |
アキノノゲシ |
科名(日本名) |
キク科 |
日本語別名 |
ウサギグサ、チチクサ、ケシ、ヤマケシ、ウマアザミ、ムラサキニガナ |
漢名 |
翅果菊(シカキク,chìguŏjú) |
科名(漢名) |
菊(キク,jú)科 |
漢語別名 |
鴨子食(オウシショク,yazishi)、山萵苣(サンワキョ,shanwoju) |
英名 |
Indian lettuce |
2007/08/07 田島が原 |
2005/08/19 野川公園自然観察園 |
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2006/10/19 神代植物公園 |
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辨 |
アキノノゲシ属 Lactuca(萵苣 wōjù 屬)には、世界に約50-75種がある。
incl. Lagedium, Mulgedium, Pterocypsela
L. diversifolia (異葉萵苣) → Paraprenanthes diversifolia
タイワンニガナ L. fornosana(臺灣翅果菊・臺灣萵苣) 臺灣・湖南・四川・貴州産
L. graciliflora (細花萵苣)
L. grandiflora (大花萵苣)
L. henryi(箭葉苣)
アキノノゲシ L. indica(L.amurensis;苦菜・山萵苣・鴨子食・翅果菊)
『中国雑草原色図鑑』259
アキノノゲシ var. laciniata(條裂山萵苣)
ホソバアキノノゲシ f. indivisa
リュウゼツサイ(龍舌菜) var.dracoglossa
葉は全縁、食用・飼料用。昭和初、臺灣から入る。
L. morii (臺灣山萵苣)
アメリカニガナ L. pulchella
L. raddeana(毛脈山萵苣・山苦菜)
ヤマアキノノゲシ var. aogashimaensis(L.aogashimaensis) 伊豆諸島青ヶ島産
ヤマニガナ var. elata (高萵苣)北海道・本州・四国・九州・中国・ベトナム・極東ロシア産
チョウセンヤマニガナ var. raddeana(毛脈翅果菊・山苦菜) 山口・九州・
・朝鮮・極東ロシア・吉林・陝甘・華東・兩湖・兩廣・四川・貴州・雲南・ベトナム産
『全国中草葯匯編』下/63-64
L. roborowskii (青甘萵苣)
チシャ(レタス) L. sativa(萵苣)
カキチシャ var. angustana
チシャ var. capitata
トゲチシャ L. serriola(L.scariola, L.altaica;野萵苣)
地中海地方・西&中央アジア産。チシャの原種。
葉の下の中央脈に刺がある。『週刊朝日百科 植物の世界』1-216
マルバトゲチシャ f. integrifolia(L.scariola var.integrata)
エゾムラサキニガナ L. sibirica(山萵苣・北山萵苣)『中国雑草原色図鑑』260
北海道・朝鮮・華北・東北・モンゴリアから東歐・北歐まで産
L. taiwaniana(臺灣萵苣・丁蘿蔔) 『全国中草葯匯編』下/8-9
ムラサキハチジョウナ L. tatarica (蒙山萵苣)『中国雑草原色図鑑』260
ミヤマアキノノゲシ L. triangulata(翼柄山萵苣) 『中国本草図録』Ⅵ/2899
本州(関東・中部)・朝鮮・華北・東北・極東ロシア産
L. undulata (波縁萵苣・飄葦果)
トゲハニガナ L. virosa
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キク科 Asteraceae(菊 jú 科)の植物については、キク科を見よ。 |
訓 |
和名は、春ざきのノゲシに対して 秋に花さく野芥子。 |
属名は、チシャのラテン名。 |
説 |
北海道・本州・四国・九州・琉球・朝鮮・臺灣・華東・陝西・河北・吉林・両湖・廣東・西南・チベット・ヒマラヤ・インドシナ・マレシア・極東ロシア・シベリア南部に分布。
食用になる。 |
誌 |
中国では、全草・根を薬用にする。 『全国中草葯匯編』下/67 |
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